清水区/M邸 2×4 2階建(2.5階建)

玄関のタイルがアクセントのモダンな創り

玄関のタイルがアクセントのモダンな創り

前面道路を東側に間口6m 奥行き28mの整形の土地。両隣も敷地ぎりぎりまで建物が建ち、南側は3階建て。設計コンセプトは、光と風を効率的に取り入れるため、夏至と冬至の太陽の高さも計算に入れ、視界も遮るための工夫を施したところ。また、出来上がった建物は、敷地の長さを感じることがなく、家族が住みよいように随所に工夫がなされている。おこがましいかもしれないが、まさしく設計と企画力の差と自負している。


早朝や夕方も自然の光が2階天井部分からの吹き抜けのトップライトと前面のパティオから降り注ぎ、電気代の節約にもなっている。


家族の団らんと奥さまが家事をしながら家族と会話が持てるリビング。更に料理のレシピをキッチン横、備え付けのパソコンから入手できる。


家族供用スペースとしてパソコンが設置されている。写真左側は1階キッチンからの吹き抜けだが、音を遮るためにあえて屋内用の建具を使用せず、屋外用のサッシを使用した。また、雨天時の洗濯物を干すスペースとしても使用が可能となっている。


建物南側に巨大な壁を施工し、隣の方とのお互いの視界を遮った。パティオから降り注ぐ柔らかい光と風が心地よい。


キッチンの前面は大型のサッシを使い、奥さまがキッチンに立たれた時に植栽の緑が季節の移り変わりを楽しませてくれる。